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大学院博士課程 薬剤師の雑記です。

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学振の審査結果をどうやって分析するか。part1

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 こんにちは。Junです。

コロナの自粛も2ヵ月目に突入し、

そろそろ飽きてきましたね。。。

おそらく6月には大学院生の研究活動も全国的に再開してよし、

という流れになるのではないでしょうか。

 

5月下旬に差し掛かっていますので、

学振の提出が終わっている方も多いと思いますし、

学内〆切までもう時間がなく焦っている方も多いと思います。

 

そこで今回は、書類で落選した場合にのみ開示される

学振の審査結果の分析方法についてまとめたいと思います。(主にDC)

 

採用されなかった場合、次にどう生かすのか...、

それを考える上で良い材料になるものが審査結果です。

 

まあ、できることなら採用されて審査結果は見たくはないですが笑

 

審査結果が返ってくるのは10月上旬と、まだまだ先なのですが

選考方法などのイメージは申請前にも持っていた方がよいと思いますので

ご一読いただければと思います。

 

 ~目次~

 

選考方法

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かわいい猫。特に意味はない。

選考方法について確認してみます。

 

学振の提出時に「審査区分」を選びますが、

これに応じて審査員が6人割り当てられます。

これを書面審査セットといいます。

専門分野のバランスなど色々考慮に入れて割り当てているようです。

 

ただ、申請件数が少ないような審査区分では

公平性の面から組み合わせてグループ化したりするみたいです。

 

つまり、申請時に審査区分を選んだけれども

審査員の専門分野がその区分であるとは限らないということです。

この点についてはやや考慮に入れる必要があると思います。

 

まあ、そもそも論として専門性が高い申請書の研究内容を

完璧に知り尽くしているような審査員にはなかなか当たらないと思いますが。。

基本的に専門分野でない人が読んでも分かるような分かりやすい申請書であれば

問題ないということですね。

 

余談ですが、審査区分を変えたら採用されたという話を聞いたことがあります。

正直、審査区分以外にも恐らく申請書の内容を修正していたりもすると思うので

一概にはそう言えないと思うのですが、

審査に直結するので審査区分は提出前によく考える必要はあるかと思います。

 

 

☟選考方法についてQ&Aの部分に記載されているので確認してみてください!

www.jsps.go.jp

 

実際の審査結果からわかること

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猫。かわいい。意味はない。

審査結果は10月上旬ごろに開示されます。

心臓ドキドキです。

 

昨年(2019年)は9月30日にメールが届きましたので、

開示時期はやや前後すると考えていてよいと思います。

 

審査結果から以下の3つのことが分かります。

・不採用者の中のおおよその順位

・審査員の平均値

・総合評価のTスコア

 

また、参考として自分が申請した審査区分の

申請者数、採用内定者数、不採用者数も記載されています。

 

審査結果から、直接的に自分の順位というものは分かりません。

しかし、計算すると順位がほぼ明らかにできます。

 

悲しいことに、審査結果が届いた=不採用ですので

審査結果を分析し来年の学振に生かしましょう...泣

 

不採用者の中のおおよその順位

 

不採用者のおおよその順位は以下のように分類されます。

 

A: 不採用者の中で上位20%以内に位置していた。

B: 不採用者の中で上位20%超~50%以内に位置していた。

C: 不採用者の中で上位50%に至らなかった

 

この分類に従って自分のおおよその順位が記載されます。

実際の審査結果では「あなたのおおよその順位は「A or B or C」でした。

というような形で記載されます。赤字です。。

 

申請者数と採用内定者数も申請書類に記載されているので、

この分類からおおよその自分の順位は分かります。

 

例えば、申請した審査区分の選考状況が

申請者数500人、採用内定者数90人、面接候補数10人、不採用者数400人で、

おおよその順位が「B」だった場合を考えます。

 

不採用者数400人のうち、上位20%超~50%以内ということになりますので

不採用者中21~50位であることが分かります。

採用者内定者数も含めた審査区分中では121~150位ということですね。

 

審査員の平均値

 

審査結果から審査員の評点結果の平均値も分かります。

評定要素は、年によりやや変わるかもしれませんが、

昨年(2019年)のものを示します。

 

評定要素は以下の4つです。

①申請者から推量される研究者としての素質

②研究計画

③研究計画遂行能力

④総合評価

 

これらの評定要素それぞれに対して評点をつけることになっています。

評点をつける際の基準は以下の通りです。

 

①~③の評定基準は、

5: 非常に優れている

4: 優れている

3: 良好である

2: 普通である

1: 見劣りする

 

 

④の評定基準は、

5: 採用を強く推奨する

4: 採用を推奨する

3: 採用してもよい

2: 採用に躊躇する

1: 採用を推奨しない

 

 

例えば、ある申請者の審査結果が

①申請者から推量される研究者としての素質:3.33

②研究計画:2.5

③研究計画遂行能力:3.83

④総合評価:3.67

 

 というような平均点だとすると6人の各審査員の評点予想が大まかにできますね。

3.33→4/4/3/3/3/3

2.5→3/3/3/2/2/2

3.83→4/4/4/4/4/3

3.67→4/4/4/4/3/3

という感じです。

 

①の研究者としての素質は全体の申請書全体と自己PRの部分、

②は研究計画の部分、③の研究計画遂行能力は業績あたりが絡んでくるでしょうか。

 

各評価要素の平均点を見て、

自分の申請書の何が足りなかったのか考えられると思います。

 

申請区分にもよると思いますが、DC1, 2では総合評価で3以上は間違えなく必須、

採用されるには3.5くらいが必要になってきます。

PDではさらに高評価が求められてくると思います。

 

総合評価のTスコア

 

最後に、審査結果から総合評価のTスコアが分かります。

Tスコアに関して以下のように説明されています。

総合評価について、各審査員が担当した申請の全評点を偏差値処理し、平均3.0、標準偏差0.6となるように補正した値。値が大きいほど上位に位置する。例えば、Tスコア3.0である場合、当該区分の全申請者のほぼ中位(50%)に位置する。

テストの点数の偏差値みたいなものですね。

総合評価の偏差値ということになります。

 

このTスコアを用いると

・審査区分における自分の順位

・採用内定者になるために必要だったTscore

が算出可能です。

 

少し記事が長くなってしまいましたので

記事を分けたいと思います。

次の記事でTスコアを用いた分析を行ってみます。

 

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。

それではまた!

Jun

 

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学振を提出する時に注意すべき変更点は?(2020年度版)

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こんにちは、Junです。

学振の申請書を提出しようと考えている大学院生の方々は、

そろそろ学内〆切なのではないでしょうか。


 100名以上が回答している以下のアンケートを見てみると、

今週(5/10~5/16)が全国的に学内〆切の山場な感じがしますね。 

 

今回は2020年度の学振申請書の変更点(DC1, 2)について 、

まとめておきます。

 

~目次~

 

募集要項を熟読のうえ申請書を作成してください。

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2020年度に提出する2021年度採用分の募集要項の冒頭に、

このような記載があります。

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もう一度。

募集要項を一部変更していますので、熟読のうえ申請書を作成してください。

と...。

私はこの熟読を怠ったがゆえに、提出直前に痛い目を見たので

提出を考えている人はもう一度読み直してみましょう。

 

特に、去年のフォーマットを知っているD1やD2が注意すべきだと思います。

去年のまんまだと思い込んでいると私みたいに痛い目を見ます...。

 

また、書籍やPDFなどを参考に申請書を書いている方も注意が必要かもしれません。

なぜなら、これら書籍やPDFは、新しかったとしても

昨年度までのフォーマットを参考に作成されているからです。

したがって、今年度提出する方は最後にもう一度、採用募集要項を熟読しましょう。

 

I. 審査方針の変更

 ☟以前の記事でも申請書の大きな変更点について触れました。

jun-pharm.hatenablog.com

 

前回記事と重複しますので、

今年度の審査方針のみ参考程度に記載します。

[審査方針]

①学術の将来を担う優れた研究者となることが十分期待できること

自身の研究課題設定に至る背景が示されており、かつその着想が優れていること。また、研究の方法にオリジナリティがあり、自身の研究課題の今後の展望が示されていること。

研究を遂行する能力が優れていること

 赤字で示した部分が昨年と異なっている部分です。

昨年と今年の審査方針②と比較すると、

今年は、研究内容のオリジナリティや独創性を重視するような記載のされ方になっています。

また、昨年と今年の審査方針③を比較すると

研究遂行能力が示されているだけではなく、

優れていないといけないようです。

 

なんとなくですが、

審査方針②が大きく変更していることから

論文投稿などの業績がなくとも今後の研究課題が優れていれば

採用される可能性が去年よりも高いのではないか、

と、思ったりもします。

 

まあ、分かりませんけど。笑
 

II. 申請書フォーマットの変更

2.【現在までの研究状況】

2.【現在までの研究状況】は去年と変わりません。

しっかり1.5ページ分書きましょう。

 

 3.【これからの研究計画】

 3.【これからの研究計画】の項目では、

フォーマットが大きく変わっています。

 

昨年までは

(1) 研究の背景:0.5 ページ

(2) 研究目的・内容:1.0 ページ

(3) 研究の特色・独創的な点:0.5 ページ

(4) 研究計画:1 ページ

(5) 人権の保護及び法令等の遵守への対応:0.5 ページ

 

今年は 

(1) 研究の背景:0.5 ページ

(2) 研究目的・内容:0.5 ページ

(3) 研究の特色・独創的な点:1.0 ページ

(4) 研究計画:1 ページ

(5) 人権の保護及び法令等の遵守への対応:0.5 ページ

 ...と、大きく変更されています。

 

このように審査方針の改定を受けて

フォーマットも変わっていますので注意する必要があります。

 

また、この様式の変更に関しては

研究目的・内容と研究計画で内容がかぶってしまう傾向にあり、

研究目的・内容の部分が少なくなった可能性もあるのかなと思いました。

 

さらに、

''(4) 研究計画''における記載指示が昨年から若干変更されています。

去年は以下のような指示でした。

申請時点から採用までの準備状況を踏まえ、DC1申請者は1~3年目、DC2申請者は1~2年目について、年次毎に記載してください。元の枠に収まっていれば、年次毎の配分は変更して構いません。

今年は以下のような指示に代わっています。

申請時点から採用までの準備状況を踏まえ、研究計画について記載してください。

申請書の枠内にも(1年目)という記載がなくなっています。

この変更点は、それほど気にしなくてもいいのかなと思います。

しいて言うなら、年次区切りで計画を立てる必要がなくなった、

ということくらいでしょうか。

 

 4.【研究成果】→【研究遂行能力】

 ここ、変更されていることに私は直前まで気づかなかったです。

様式変更がなかったので、

去年のコピペして一部修正し済まそうとしていたら、

指示が大きく変わっていたことに気づかされました。

(先生からこれでいいの?と指摘された...。)

 

項目名も違いますので、必然的に記載指示も変わっています。

去年は記載指示がほとんどなく、いわゆる業績を記載すればよかった項目でした。

 

しかし、今年は【研究遂行能力】という項目名に変更されています。

4.【研究遂行能力】研究を遂行する能力について、これまでの研究活動をふまえて述べてください。これまでの研究活動については網羅的に記述するのではなく、研究課題の実行可能性を説明する上で、その根拠となる文献等の主要なものを適宜引用して述べてください。本項目の作成に当たっては、当該文献等を同定するに十分な情報を記載してください。...

 

 

これも、審査方針の変更をうけて

申請者の研究遂行能力を比較する項目として爆誕したのでしょう。

 

指示にある通り、研究遂行能力について述べる必要があります。

 業績を並べるだけでは不十分であるということだと思います。

しかし、業績を根拠として引用しながら述べる必要があると指示されています。

 

また、網羅的に記述するのではなく主要なものを、と指示があります。

研究遂行能力を示すのに関係のないことは載せるなよ、ということでしょうか。

 

これまで、その他の欄で業績欄を必死に埋めようとしていた勢は

どうなるのか。。

おそらく、研究遂行能力とうまく絡めれば問題ないと思いますが。

 

どちらにせよ、去年とは記載指示が大きく異なっているので、

注意して記入しましょう。

 

 5.【研究者を志望する動機、目指す研究者像、自己長所等】→【研究者を志望する動機、目指す研究者像、アピールポイント等】

こちらの項目も若干指示が変わっています。

去年の指示の一部抜粋になります。

研究者としての資質、研究計画遂行能力を評価するために以下の事項をそれぞれ記入してください。

①研究者を志望する動機、目指す研究者像、自己長所等

②その他研究者としての資質、研究遂行能力を審査員が評価する上で、特に重要と思われる事項(特に優れた学業成績、受賞歴、飛び級入学、留学経験、特色ある学外活動など)

 今年の指示は少しシンプルになりました。

研究者を志望する動機、目指す研究者像、アピールポイント等を記入してください。

 

指示は変わっていますが、

実際に私たちが記入すべき内容はほとんど変わりません。

存分に自己アピールしましょう!

 

☟以前学振の自己PRの書き方に関する記事を書いたので興味のある方はぜひ。

jun-pharm.hatenablog.com

 

募集要項を熟読のうえ申請書を提出してください。

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本記事では、学振申請書における昨年との変更点についてまとめました。

 

申請書を提出する前に、申請書の誤字脱字はもちろんですが

募集要項も確認するといいかもしれません。

 

☟学振のURLです。最後に確認しましょう。。。

www.jsps.go.jp

 

学振提出の締め切り真っただ中ですが

最後まで頑張りましょう!

Jun

 

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ネイティブキャンプをやってみて3ヵ月間の学習記録です。

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こんにちはJunです!

 

2月2日にネイティブキャンプをはじめたので、

5月2日で3ヶ月が経ったみたいなのです。

今回はその学習記録として書いてみます。

 

~目次~ 

 

☟今なら7日間無料トライアルできるので興味ある方ぜひ。

nativecamp.net

 

| 1ヵ月目は右も左も分からずレッスン

 

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1ヵ月目のレッスン回数は18回、レッスン時間は4時間 54分でした。

 

毎月のレッスンの記録をまとめて見れるのもネイティブキャンプのいい点ですね。

今月はこれだけ頑張ったのか、と振り返れます。

 

最初の1ヵ月は本当に何をしたらいいのか分からなかったので、

「初心者コース」という教材を選んでレッスンを進めていきました。

 

「初心者コース」では自己紹介など基本的なことを行うのですが、

他のレッスンで必要になる言い回しも学ぶことができます。

質問があるとか、もっとゆっくり話してとか、ヒントをくださいとか、

そんな感じの内容をロールプレイで進めていきました。

 

難易度は本当に中学生の英語の授業みたいな感じです。

一対一でやっているということもあり、

困ったときに言うフレーズは最初に使いこなせるようになりました。

Could you say it again?(もう一度言ってもらえますか?)

これはよく使います。。。

 

ただ、この初心者コースのフレーズが

ばっちり使いこなせるかどうかは置いといて、

内容が易しすぎて中学生のロールプレイみたいに感じてしまい

途中で飽きてきてしまいました。。

 

そこで、私はテキストを変えてみることにしました。

次に選んだのは「旅行英会話」です。

これは日常生活とか海外旅行でよく使われるフレーズを

ロールプレイで学べる教材です。

 

教材の内容やフレーズはとても勉強になったのですが

ちょっと空欄になっていたりするテキストを見ながら

ロールプレイしてることには変わりなかったので

あまり英会話を練習している実感が湧かなかったというか、

これは何の練習になっているんだ?と、

よく分からなくなってきてしまいました。

 

そこで、カウンセリングを行ってみることにしました。

☟カウンセリングに関するページのリンクです。

nativecamp.net

 

カウンセリング受けてから思ったのですが、

最初にカウンセリング受けてから始めるべきだったなと後から思いました。笑

自分のレベルと使用すべき教材と学習方法の相談や

おすすめの講師を紹介してくれます。

ちなみに私の担当をしてくださったのはとても優しい女性でした。

 

また、カウンセリングは受講するときに必ず予約する必要があります。

これまでのレッスンは「今すぐ」で行っていたので、

予約機能を使ったのはこれが初めてでした。

毎月1回無料でカウンセリングできるので、優しいですね。

 

カウンセリングでは、

まず英語力診断テストを行うのですが、

たしか最初の3,4問くらいしか回答できなかった気がします。

been toがリンキングしてて聞き取れず、

「ベントウ🍱」って何??となった記憶があります。笑

 

...という感じでテストを終えました。

あと、スピーキングとリスニングを練習したいという旨を伝え、

おすすめの教材を提案してもらいました。

あと、進め方も。

 

「スピーキング1」でスピーキングの練習を週3回しつつ

他の4日間は「実践発音」「TOEIC600」「Side by Side (No.2~)」

でリスニングの練習を行ってみては?という感じで提案していただきました。

また、朝に1回だけレッスンをしている。と、伝えたら、

10分とか短い時間でいいから昼など隙間時間にもレッスン入れてみたら?

と、ご助言いただきました。

確かに、せっかく無制限にレッスンできるのに

もったいないなと、気づかせてくれました。

...なかなか実行できていませんが!

 

それから、おすすめの講師に関してもご助言いただきました。

私が超絶初心者でしたので、

優しく教えてくれるフィリンピンの講師を紹介してもらいました。

 

これまでのレッスンでは、なんとなく発音がきれいな気がするという理由で

セルビアの方中心に選んでいました。

セルビアがどこにある国かは調べてやっと知りました...!)

 

フィリピンの先生はなんとなくマニュアルに沿って

しっかり進行してくれる人が多い気がするのと、

とても褒めてくれる人が多いので初心者には確かに良いです。笑

最近はもっぱらフィリピンの先生を選んでます。おすすめ。

 

| 2ヵ月目はカウンセリングのアドバイスに沿って

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2ヵ月目のレッスン回数は22回、レッスン時間は9時間 10分でした。

平日は毎日できたかな?というペースですね。

 

2ヵ月目では、「スピーキング1」「TOEIC600」という教材を使用しました。

カウンセリングでおすすめされたものです。

 

「実践発音」はただただ読むだけになってしまい

正直、一人でもできるかなと思ったため止めました。

発音は別の教材でも指摘してくださいますし、

いいかなーと。後回しです。

「Side by Side」もオススメされましたが、

なんとなくまだ手を付けていません。

 

「スピーキング1」という教材はその名の通り、

スピーキングを鍛えるためのものです。

例えば、自転車の画像を見て、

「これは何か、何のためのものか。」

という質問に回答します。

 

当たり前ですが、自分で答えを考えて回答しなければならないのです。

英語で。。。

最初は、私はうまく回答できず黙ってしまい

なかなか教材を進めることができませんでした。

 

それは、

単語がぱっと出てこないというのと、

構文がすぐ組み立てられないから、

です。

 

単語は知らないとどうしようもない、というのもありますが、

日本語→英語で翻訳しようとして

難しい英単語を頭の中で探してしまうから分からない、

ということも多いです。

なので、単語はもっと簡単に言い換えられれば良いのですが

これも慣れですよね。

今は少し慣れてきて、黙ってしまう事はないです。

 

「TOEIC600」も、その名の通りTOEICのリスニング対策用教材ですね。

最初はPart1形式のものから始めてみることにしました。

Part1は3つの選択肢が読まれ、画像と内容があっている選択肢を選ぶ形式です。

 

実際のところ、TOEICのようにCDから流れる音源を聞いて回答するので、

先生と行う必要はないのかもしれません。

レッスンで行うと、進行スピードは自分だけでやるより遅くなるかもしれませんが、

疑問に思ったところを質問できたり、あと、誰かと行うと途中で止められませんし

そういう意味では良いのかもしれません。

 

| 3ヵ月目は「継続」との戦い...

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3ヵ月目のレッスン回数は12回、レッスン時間は4時間 47分でした。

 

以前の記事でも書きましたが、

3ヵ月目にして色々と学習環境が変わり、

1週間以上さぼってしまいました。

 

☟以前の記事はこちらから。

jun-pharm.hatenablog.com

 

途中でこれではダメだ、と予約して

強制的にレッスン入れたりしてなんとか継続できています。

 

3ヵ月目も「Speaking1」と「TOEIC600」を

交互に行うという感じでレッスンを受講しました。

TOEIC600はPart1に途中で飽きてきたというのもあり

Part2を行ってみたりもしています。

 

教材の種類が多いので、

教材に飽きてもたくさんの選択肢の中から選べるのは

とてもいいと思います。

 

また、4月23日から「マンスリースピーキングテスト」

なるものが開始されました。

 

これは英語スピーキング評価AI技術を使用して

スピーキング力を測定してくれるみたいです。

「語彙」「文法」「流暢さ」「発音」の4つの観点から

総合的に判定が出るようです。すごいですね。。

これも月1回課金なく実施できます。

 

書いてある文章を読むセクションと

画像を見てその状況を説明するセクションに分かれていました。

初級→中級→上級の順で実施されていきます。

 

早速実施してみた結果...

51点でした...!

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いいのか悪いのか全く分からないですが、笑

テストは黙ったりせず、話続けられた気がします。

今後も実施してみて、その推移をみてみたいと思います。

 

| 3ヵ月間なんとか継続してみて

 

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ということで現在、

トータルレッスン数53回、トータルレッスン時間19時間17分

という感じです。

 

手ごたえとしては、微妙です。微増かな。

スピーキングは少し自分の言いたいことを言うための

定型文のようなものが浮かんでくる、ようになったと思います。

 

リスニングはより聞き取れるようになっているか、

というと分かりません。

聞き取れないものは聞き取れないし、

聞こえるものは聞こえるという。当たり前なんですが。。

結論、あんまり変わってないような気がします。

 

毎日レッスンできているわけではないですし、

もう少し本気でやるべきだとは思いつつも、

このくらいのペースで進めていければいいかな。

続けていくのが大切ですよね!

 

ということで、

また報告できればと思います。

それでは。

Jun

 

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学振の自己PRは、自己分析から始めよう。part2

 

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Junです。

学振の自己PR(自己評価)についての記事が途中だったので、

続きから書いてみたいと思います。

今後行う(であろう)就活の自己PRにも役立つかもしれませんね。

 

...ちなみに余談。

フリー素材のぱくたそ様の画像を掲載してみているのですが

面白い画像がとても多いです!見てて面白い。

特にこの画像は、学振の申請書を書いている時の私の心情に

ぴったり合うなと思って使わせてもらっています。笑

www.pakutaso.com

 

話がそれました。

☟前回の記事では昨年度の変更点などを確認しました。

jun-pharm.hatenablog.com

 

前回は自己分析をどのように行っていくか、

紹介したところで終わってしまったので

今日は具体例を示しながら進めていきたいと思います。

 

それでは、

以下のような流れで自己分析してみようと思います。

  1. 高校生からの出来事を書き出してみる
  2. 各出来事についての要素を見つける(5W1Hで自問自答してみる)
  3. 要素の共通点を見つける

 

~目次~

 

|高校生からの出来事を書き出してみる

 

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まず、高校生からの出来事を適当に書き出してみます。

なんでもいいので、どんどん書き出してみましょう。

 

例えば私の場合...

 ・部活で全国大会に出場した

 ・大学受験は塾に行かずに勉強した

 ・浪人しようと思ったがやめた

 ・大学生になってからは勉強して首席で卒業した

 ・塾でバイトをした

 ・色々な資格取得に励んだ

 ・研究室で沢山実験をした 
 ・学会に積極的に参加した

...など。こんな感じです。

時系列で書き出してみると

思いつきやすいかもしれないです。 

また、ポジティブなこともネガティブなことも

両方書き出すのがいいのかなと思います。

また、高校生からの出来事と書きましたが、

幼少期などに大きなイベントなどを経験していたら

それも含めてもいいと思います。

 

過去の出来事を書き出せば書き出すほど、

自己分析の精度?が上がる気がします。

自分の過去は、必ず自分を構成する一部になっているからです。

というより、自分の過去・経験が自己を形成している、

という方が近いかもしれません。

哲学的なことは全く分かりませんが。笑

なんとなくそう思いませんか?

 

|各出来事についての要素を見つける(5W1Hで自問自答してみる)

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次のステップに進んでみます。

 各出来事について、なぜ?どうして?という感じで自問自答してみます。

別に5W1Hはそんなに気にしなくても大丈夫です。

目安くらいに考えておきましょう。

自問自答が終わったら、その出来事を通して見えてきた

自分の性質について簡単に書き残しておきます。

 

それでは、3つの出来事を例に挙げて

行ってみたいと思います。

 

大学受験は塾に行かず勉強した

・一人で勉強したかったから

・集団授業が合わないから

・お金がなかったから

・計画を立てることの大切さを学んだ

・自主的に計画を実行できた

⇒主体性

 

こんな感じで進めてみましょう。

なるべくプラスの性質が見出せるといいですね。

マイナスの性質を見出しても、自己PRにはなかなかつなげにくいですから。

 

浪人しようと思ったがやめた

・浪人しようにもお金がないから

・あきらめずに勉強をつづけた

・落ち込んだが気持ちを切り替えることができた

・現役で大学に入学できた

⇒抗脆弱性

 

大学受験の時は、第一志望、第二志望、第三志望

すべてに落ちまくり、絶望的な状況に陥りました。

受験するにもお金はかかるし...と、絞りすぎたのかもしれませんが、

やばいな。と本気で思いましたね。笑

その時は本当に絶望しましたが、

すぐにまだ受験できる大学を探して勉強して

合格することができました。

 

この出来事からは、大学受験に失敗したというストレスを受けながらも

折れずに次にチャレンジできた自分に注目して

「抗脆弱性」という要素を見出しました。

このように、マイナスの出来事からでも、プラスの要素は見出せると思います。

 

大学生になってから勉強した

奨学金を得るという目的があったから

・勉強する環境探しが楽しかったから

・目的に向かって計画的に勉強した

・時間を有意義につかった

・なぜ?を大切にした

・首席で卒業できた

⇒主体性、努力し続ける力

 

高校生の頃は部活ばかりしていましたが

大学入学後は勉強に力を入れました。

お金がもらえるからです。大事ですよね。

また、後から気づいたことですが

学内選考があるときなどもろもろ、成績優秀者というのは便利で、

とてもコスパがいいなと思いました。

 

この出来事を通して

明確な目的をもち、目的を果たすために何をすべきか自分で考え

行動をし続けることができた自分に注目し、

「主体性」と「努力し続ける力」

という性質を見出してみました。

 

|要素の共通点を見つける

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自己分析、最後のステップです。

これまでのステップで、各出来事を通して見えた

自分の性質:要素を見出せたはずです。

 

私の例を挙げてみてみると、

「主体性」「抗脆弱性」「努力し続ける力」 

という感じです。

あまりにも多く上げると自己PRを書く上で軸がぶれると思うので、

そういった場合はさらに大きな性質を示す言葉で

まとめてみた方がいいと思います。

 

それから、私の場合、お金がないことを多くの行動の理由にしている

ある種の原動力にしている節があるという自己分析もできますが、

学振の自己PRにはあまり適していないのでそこには注目しないことにします。笑

 

 自分の要素を見つけることができたら、

そこに共通の要素があるかを見てみます。

いくつかあったと思うのですが、

例えば私の場合「主体性」というのが共通の要素になると思います。

この共通の要素こそが、自分自身を構成している大部分を占めるものになります。

 

|あとは自己PRを存分に書くだけ

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自己分析が終わったら、これを軸として自己PRを書けばよいと思います。

自分の経験や業績を根拠として書けるので、

説得力のある文章が書けるのではないでしょうか。

 

さらに、 「目指す研究者像」を自分の共通要素にしてしまえば

ストーリーに一貫性を持たせることができます。

例えば、「主体性」が共通の要素だった場合、

「研究者が研究をし続けるためには、主体性が必要である。なぜならば~。

~したがって、私は主体性のある研究者を目指している。」

 という感じで文章を書くことができると思います。

 

|自己分析の思わぬ効力

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自己分析してみると、

自分ってこれまでに色々なことをしてきたんだな、

意外と頑張ってきたんだな。

ということが分かると思います。

(わからない場合は、自己分析が足りない!)

自己分析後は自己肯定感がとても満たされるので、

自信をもって自己PRが書ける気がします。

 

私も、業績書き出してみたり、自己分析した後

意外と自分すごいやつなのでは?

という謎の自己肯定感に包まれました。笑

他人と比較してはいけません。

あくまで自分の過去と今の自分を比較してください。

そしたら、自信をもって自己PRが書けますよ!

 

と、いう感じで学振頑張って書きましょう...!

それではまた。

Jun

 

☟学振申請書の変更点についてまとめています。

jun-pharm.hatenablog.com

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学振の自己PRは、自己分析から始めよう。part1

 

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 こんにちは。Junです。

今日は、学振の申請書の中でも筆が止まってしまいがちな

 【研究者を志望する動機、目指す研究者像、アピールポイント等】、

このページをどのように書き進めていくか、についてです。

つまり、自己PRですね。

 

私はほとんど就活をしてこなかったので、

学振で初めて真面目に自己PRを考えました。

その時にめちゃくちゃ悩みましたので、

どのような感じで書き進めていったのか、

具体例を交えつつ説明できたらと思います。

 

学振の2020年度の大きな変更点などについては

 ☟こちらに前回記載しましたので、見てみてください。

jun-pharm.hatenablog.com

 

~目次~

 

 

| 自己PR部分にも若干の変更点あり

 その前に、申請書の最後のページ(自己PR部分)に関しても

若干、指示の表現が変わっているので確認します。

 

(2019年度版)

f:id:Jun_pharm:20200425220413p:plain

  ↓

(2020年度版)

f:id:Jun_pharm:20200425220717p:plain

 

学振の目的はこれまで通りなのですが、

目的以降の文章が変更されていますね。

ただ、「自己の長所、特に重要と思われる事項=アピールポイント」

になりますし、

ほとんど記載すべき内容は変わらないかと思います。

指示に関する文章がスマートになったことで、

少しだけ申請者が書けるスペースが増えたかな?くらいだと思います。

とりあえず自己PRです。笑

 

申請書原本に関しては以下リンク☟を確認してみてください。

www.jsps.go.jp

 

| 自己PRはどうやって書けばいいのか

 就活の自己PRも学振の自己PRも同じだと思うのですが、

「自分はとても優秀なので採用してください。」

ということを、これまでの経験を根拠として示しつつ

アピールすればいいのではないかなと思います。

 

そのため、これまで自分がどのような経験をしたのか、

その経験から自分は何を得たのか、

などを振り返る必要があると思います。

まあ、就活のESを書く時にもよく言われると思うのですが

まずは自己分析から始めてみてみましょう。

 

| まずは自己分析をしてみよう

今まで自分は何してきたのか明確にすると、

自分がどういう人間なのかわかりますし

自信をもって自己PRが書けます。

 

自己分析は、とりあえず以下の順序で行ってみましょう。

  1. 高校生からの出来事を書き出してみる
  2. 各出来事についての要素を見つける(5W1Hで自問自答してみる)
  3. 要素の共通点を見つける

 

この順序で進めていくと、

自分の人生の中で大切にしていることや、

その経験から得られたことが分かります。

そして、その中に必ず共通点があります。

その共通点を主軸として、

持論を展開していけばよいのだと思います。

 

 

...少し長くなってしまいそうなので、

 次回具体例を示しながら続きを書こうと思います。 

それではまた!

Jun

 

☟この記事の続きです。よろしければ見てください!

jun-pharm.hatenablog.com

 

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